弓削牧場「レチェールユゲ」 チーズのフルコース料理(神戸市北区)
美食の有志が集まって牧場でチーズ料理のフルコース料理を食べる会を開催。場所はもちろん、関西きっての美味しいチーズを生産している「弓削牧場」。敷地内のレストランで珠玉の料理の数々を堪能しました。●弓削牧場「レチェールユゲ」 チーズのフルコース料理(神戸市北区):
三宮から地下鉄で10分、北神急行谷上駅からタクシーで10分程。新興住宅地を抜けると突然に牧場が現れます。初めて訪れる方は「こんなところに?」と必ず驚かれるロケーション。六甲山の北麓、神戸市北区にある弓削牧場は7ヘクタール(2万1千坪)の敷地に約50頭の乳牛が飼育されています。敷地内は一般開放されていますが観光牧場ではないので牛舎内の立ち入りや飲食物の持込(衛生上の問題で)はご遠慮いただいています。ご安心ください。敷地内のレストランでは美味しいチーズ料理がいただけます。
※牛ちゃんは特別に牛舎内に入れてもらい撮影しました。
牧場内は季節毎にハーブ花々が咲き乱れています。その数十種類以上、ハーブには造詣が深く無いので名前が判らないのが残念です。写真はレストランの前庭でスペアミント、ペパーミント、アップルミント等々のミントの仲間が数多くありました。葉に触ると爽やかな匂いが鼻腔を抜けていきます。当日は梅雨空で生憎のお天気。晴れていれば,眩い陽光と美味しい空気のもと、美味しいチーズ料理と美味しいミルクがいただけます。
こちらがチーズ料理のフルコースをいただいた。レストラン『ヤルゴイ』です。“ヤルゴイ”とは春のモンゴル高原に咲く可憐な花の名前です。ログハウス風の建物は周りの緑豊かな風景と見事なまでに一体化しています。まるで「アルプスの少女ハイジ」の世界のようです。ログハウスの窓からハーブテラスを眺めているととっても気分が癒されます。
まずは、オードブル2種からです。1品目は創作チーズ料理『生チーズの冷奴風』です。フロマージュフレ(フロマージュブラン)にスライスオニオン、鰹節を載せスダチを絞り醤油でいただきます。名前の通りまるで和食の冷奴のようです。チーズは西洋の発酵食品、鰹節・醤油は東洋の発酵食品、和洋の旨みの融合は相性抜群です。半分食べたら残りは日本のハーブである大葉に巻いていただきます。
もう1品は『カマンベールチーズ』。ハーブのコンビネーションでいただきます。程よく熟成されたカマンベールチーズは、日本人の口に合うように塩分を若干控えめにして仕込まれた弓削牧場オリジナル。濃厚な風味がありながら優しい味わいです。オーナー曰く「西洋人のチーズは日本人にとってお漬物のような存在。毎日食べても飽きのこない味を目指して作りました」。なるほど、言い得て妙な表現です。続いて軽い一品『キッシュ・フィヌゼルフ』です。こちらは大皿盛りです。サクサクしたパイ生地の中にはたっぷりの生チーズと玉子、数種類のハーブが入ったアパレイユがぎっしり。コクがありながらもまろやかなチーズの風味と細かく刻まれたハーブの爽やか香りは言葉で表現できない美味しさ。一人でホール全部食べたい心境でした。
『自家栽培の摘みたてハーブサラダ』です。敷地内の畑で摘みとられたばかりの10種類以上のハーブとオニオンのサラダ。特製のドレッシングに生チーズをたっぷり添えていただきます。牛堆肥の有機栽培で育てられた自家栽培のハーブは香りが良く大変力強い味わい。市販のひ弱なハーブとは全く違います。メイン料理は大皿盛りでビーフとチキンを半分にしていただきました。こちらが肉料理『コールドビーフの生チーズ添え』です。飼育されているのは乳牛のみですのでこちらの肉は鹿児島産の黒毛和牛。絶妙の火加減のコールドビーフは霜降り肉で脂のノリも最高。生チーズ、スライスオニオン、ハーブを載せポン酢を掛けていただきます。牛肉の旨み、生チーズの爽やかな味、オニオンとハーブの香り、ポン酢の程よい酸味、全てが複合的に融合し味の昇華をみせています。
もう一品のメイン料理『地鶏のハーブ焼き』です。なお個人で行けば肉料理とのチョイスになり一人一皿づつのサービスになります。やや酸味のあるソースにマスタードのピリッとした辛さとハーブの香りが効いたパンチのある味わい。ライムを絞り、生チーズをたっぷり添えていただきます。歯応えのある地鶏に負けないしっかりしたソースはあさりしたコールドビーフとは対照的な味わい。残ったソースをパンに付けていだだけば、これがたまらない美味しさです。
弓削牧場自慢のオリジナルメニュー『ホエー(乳清)シチュー』です。この料理はここでしか食べたことの無い独創的なもの。水を一切加えず、ホエー(チーズを作る時にでる水分:ヨーグルトの上澄みの液体みたいなものです)だけで煮込んだシチュー。具材には地鶏、ブロッコリー、人参、玉葱、じゃがいも、しめじ茸と盛りだくさん。カマンベールチーズを惜しみなく使っているので、とってもコクと旨みが凝縮され濃厚な味わいです。食べ終わる頃にはお腹いっぱいです。
『牧場のパン2種』です。丸いほうは胡桃とキャラウェイシードの2つの風味です。個人的にはキャラウェイシードのパンが大好き!2個もお替りしてしまいました。嬉しいことに、きちっと温めて持ってきてくださいます。薄切りのほうはライ麦パン(多分)。こちらは下記のチーズディップを付けてカナッペ風にしていただきました。これだけで一品料理になりそうな程です。もちろん自家製パンですよ。
こちらはパンに付けていただくチーズディップです。生チーズにオニオン、ガーリック、バジルなどを混ぜ合わせた特製のチーズです。パンにたっぷり塗って、ハーブを添えて一緒にいただくとそれだけでワインがボトル1本飲めてしまえそうな美味しさ。売っていたら買いたいほどでしたが残念ながら販売はしていません。
皆がどうしても食べたいと追加注文したピザ(生ハム&ルッコラ)です。サクサクしたクリスピーな生地に自家製のモッツァレラチーズがたっぷり。その上には適度の塩味の生ハム、さっき摘んだばかりのルッコラが載っています。摘みたてのルッコラはとてもイイ香りと胡麻風の味わい。これそ牧場のピザという一品。ここからはデザートです。みんなで分け分けして色々な種類を味わいました。
『クレームダンジュ』です。こちらが『クレーム・ダンジュ』。別名“天使のクリーム”。卵白と生チーズを混ぜ合わせ淡雪のようにフワフワに仕上げます。柔らかな口当たりの爽やかな生チーズの酸味、卵白のフワフワ感、ブルーべり−ソースの程よい甘さが絶妙にマッチ。彩りにはベリーが載っています。
『レアチーズケーキ』です。こちらは打って変わってチーズの濃厚な味わいが楽しめる一品。まったりとしたコク深いチーズの味わいに負けないように甘めのストロベリージャムで作られたソースが添えられています。
『ババロア』です。こちらはミルクの旨さがたっぷり詰まった味わい。全ての食材の母なる低温殺菌牛乳をたっぷり使ったババロアは、ミルクのコクと旨みを濃縮した味。これは絶対他では食べられない牧場ならではの滋味深い味わいのババロアです。掛かっているミルクソースがまた激ウマです。スプーンですくって全部いただきました。
『フロマージュシフォンケーキ』です。生チーズ(フロマージュフレ)を12%も使用し焼き上げた弓削牧場を代表的するスィーツ。しっとり柔らかな生地からは、ほのかにチーズの芳香が。そのままでも美味しいのですが、生チーズをたっぷりと付けていただくとさらに美味しくいただけます。食後のドリンクです。『レモングラスのハーブティ』と『ミルク』です。チェイサーのミルクは奥様のご好意でサービスしていただきました。絞りたての低温殺菌のミルクは実に甘い。市販お牛乳は余り好きではないのですがここのミルクは大好き!摘みたてのレモングラスはホントにイイ香り。デザートを食べ終わった後のまったりとしたひとときにはピッタリでした。
あまりの居心地の良さに、4時間以上も長居してしまいました。三宮から30分もかからない住宅地のそぐそばにこんな癒される素敵な場所があるのが不思議なくらい。当方以外は初来訪でしたが全員が大ファンになってしまいました。
【参考】
住所:神戸市北区山田町下谷上西丸山5−2
電話:078−581−3220
営業時間:11時〜18時 ※水曜日はお休み
※週末はかなり混雑しますので予約されることをオススメします。特にグループの場合は席の関係上、予約は必須です。
※観光牧場ではありませんので牛舎内の立ち入り、飲食物の持込はお断りしています。
※弓削牧場“LAITIERE YUGE”のホームページ
(^^)/~~

600万画素の威力なんですね〜やっぱり違いますか?今回本当にステキなとこ連れてってもらって嬉しかったです。チーズ克服第1歩かも〜〜
投稿: tawasi | 2006年7月19日 (水) 10:00
600万画素はやはりスゴイです。但し、それを使いこなせる技術がイマイチなんでねぇ〜!思いのほか綺麗な色がでていません。もう少し、機械に明るいひとが使えば超バリバリイイものが撮れると思います。まぁ、料理旨かったんでよしとせいです。
投稿: maa | 2006年7月19日 (水) 10:53
かなーりおいしかったようですね〜♪さすがふるりんさんです。(^o^)冬のチーズフォンデュは参加できたらなぁ〜
投稿: 痛風まであとわずか!? | 2006年7月19日 (水) 13:52
痛風さま残念でした〜!!!!!この上ない、内容でしたのに。こんな会は滅多に開けません。なので写真で我慢ください。やりますよ!冬にフォンデュ会。お楽しみ〜に!
投稿: maa | 2006年7月19日 (水) 14:24
私はGWでしたのでフルコースメニューがなくって。でもすぐ近くまで新興住宅地でこんなところに?って驚いた覚えがあります。
投稿: あきんとん | 2006年7月19日 (水) 21:37
本当に本当にありがとうございました。おかげさまでとっても楽しく過ごさせていただきました!冬のフォンデュ絶対参加しますので是非また企画お願い致します(^^デジカメは技術より「設定の慣れ」ですよ!私なんか技術は皆無ですから(^^;設定をちゃんとしておけば綺麗なのが撮れますよ!EXLIMは感度やホワイトバランス等の設定を自分だけのものが設定保存できてワンタッチで切り替えられると思います。私がEXLIMを使っていたときは3種類くらい作っておけばそれで十分対応できましたよ!明るい店、暗い店、黄色い(電球)店バージョンを作ってました!
投稿: M三郎 | 2006年7月19日 (水) 21:48
乳製品を摂取しない日は無いといってもいい位の私には辛すぎます。こんな美味しいコースの写真…いいなぁ。と、言わせる位撮れてますよ。<600万画素何はともかく、旨いのが一番ですねw色の加減はフラッシュの使い方も関係するのかな?チーズは白いから余計に難しいのかな?研究の余地アリ、ですね。
投稿: kire子 | 2006年7月21日 (金) 00:44
kire子 さま実はカメラがとっても苦手なので、ホワイトバランスと露出がなかなか上手いこといきません。前のデジカメは至って単純な構造だたので、これは機能がいっっぱい付きすぎです。今回は曇天かつ、照明が弱かったので色がイマイチ納得のいかないものになってしまいました。でも、料理が超ウマなのでイイです。カメラはおまけですから。
投稿: maa | 2006年7月21日 (金) 10:42